さだまさし『精霊流し』
2004年1月27日読んでいる最中です☆
ただ卒業式まで就職活動だけっていうんじゃ
なんだかつまらない気がして、
「3月末までに1000冊読むぞ」キャンペーン
なるものを自分で企画してみました。
でも…
考えてみたら1日10冊読んでも…
1000冊いかない…ごふっ。
「読めるだけ読むぞ」キャンペーンに変更!
で、『精霊流し』は本日4冊目の本。
映画が公開されてそれで読んでみようと思ったのだ。
この本はさだまさしの自伝的小説と言われているから、
「雅彦」という主人公がさだまさしなのだろう。
30ページのところで涙が止まらなくなってしまった。
雅彦が七歳の誕生日の日のことである。
(これから読む人はここから先は読まないようにね☆)
初めての誕生会を開いてもらった雅彦が
一番楽しみにしていたのが大好きなおばあちゃんのプレゼント。
前の日にこっそり何をくれるのかたずねたら
「お前の一番好きなものにしようかね。」と言ったのだ。
雅彦はそれはもう楽しみにしていたのに、
当日もらったプレゼントは
「お前の一番好きな、おにぎりをたくさん作ったよ」
とたくさん積まれたおにぎりだったのだ。
確かにおばあちゃんの握ってくれるおにぎりは大好きだけど、
「こんないつでも食べられるものなんて」
とがっかりしたのだ。
自分をかわいがってくれる人のお祝いにしては
みすぼらしすぎるではないか、と。
おにぎりに全く手をつけずに
怒って仲間を誘ってソトへ出かけてしまうのだが、
しばらくして気がつくのだ。
「もしかしたら祖母はお金が無かったのではないか。」と。
それでお金がかからずに雅彦が喜ぶものを、と
考え抜いた苦肉の策だったのではないかと。
そう思った途端に血の気が引いて、
雅彦は家に飛んで帰る。
そして「ただいまー」と大きな声で叫び、
「お帰り」と祖母の明るい声がしてほっとしたのもつかの間
雅彦のために握ったおにぎりを崩して
お茶漬けにして食べている祖母を見て思い知る。
「自分はなんとひどいことをしたのだろう」と。
慌てて向かいのイスに座って
「ああ、お腹がすいた。いただきまーす。」
と言い、
「ああ、おいしいねえ。」
と雅彦なりの精一杯の贖罪でおにぎりにかぶりつくのだが、
おばあちゃんは穏やかな声で
「無理せんでいい、無理せんでいい。
こんなもの、みんなおばあちゃんが食べるけん、
お前はいいよ」
そう言って雅彦の頭を撫でたのだ。
こんな内容だったのだが、
この部分を読んで切なくなった。
切ないというより胸がしめつけられる感じだった。
それは嫌なものではなかったけど、
涙はそう簡単には止まらなかった。
なんだか心が洗われた気がする^^
もう今は176ページのところだけど、
久々に本を読んで泣いた。
前がいつだったかは思い出せないけど。
図書館っていいよね^^
こうやって色々な本を発掘できるから。
10冊借りてきてもすぐ読み終わっちゃう。
ヒマは無いんだけどね^^;
よく母には怒られる。
本を読み始めると
他に何もしなくなるから…。
ただ卒業式まで就職活動だけっていうんじゃ
なんだかつまらない気がして、
「3月末までに1000冊読むぞ」キャンペーン
なるものを自分で企画してみました。
でも…
考えてみたら1日10冊読んでも…
1000冊いかない…ごふっ。
「読めるだけ読むぞ」キャンペーンに変更!
で、『精霊流し』は本日4冊目の本。
映画が公開されてそれで読んでみようと思ったのだ。
この本はさだまさしの自伝的小説と言われているから、
「雅彦」という主人公がさだまさしなのだろう。
30ページのところで涙が止まらなくなってしまった。
雅彦が七歳の誕生日の日のことである。
(これから読む人はここから先は読まないようにね☆)
初めての誕生会を開いてもらった雅彦が
一番楽しみにしていたのが大好きなおばあちゃんのプレゼント。
前の日にこっそり何をくれるのかたずねたら
「お前の一番好きなものにしようかね。」と言ったのだ。
雅彦はそれはもう楽しみにしていたのに、
当日もらったプレゼントは
「お前の一番好きな、おにぎりをたくさん作ったよ」
とたくさん積まれたおにぎりだったのだ。
確かにおばあちゃんの握ってくれるおにぎりは大好きだけど、
「こんないつでも食べられるものなんて」
とがっかりしたのだ。
自分をかわいがってくれる人のお祝いにしては
みすぼらしすぎるではないか、と。
おにぎりに全く手をつけずに
怒って仲間を誘ってソトへ出かけてしまうのだが、
しばらくして気がつくのだ。
「もしかしたら祖母はお金が無かったのではないか。」と。
それでお金がかからずに雅彦が喜ぶものを、と
考え抜いた苦肉の策だったのではないかと。
そう思った途端に血の気が引いて、
雅彦は家に飛んで帰る。
そして「ただいまー」と大きな声で叫び、
「お帰り」と祖母の明るい声がしてほっとしたのもつかの間
雅彦のために握ったおにぎりを崩して
お茶漬けにして食べている祖母を見て思い知る。
「自分はなんとひどいことをしたのだろう」と。
慌てて向かいのイスに座って
「ああ、お腹がすいた。いただきまーす。」
と言い、
「ああ、おいしいねえ。」
と雅彦なりの精一杯の贖罪でおにぎりにかぶりつくのだが、
おばあちゃんは穏やかな声で
「無理せんでいい、無理せんでいい。
こんなもの、みんなおばあちゃんが食べるけん、
お前はいいよ」
そう言って雅彦の頭を撫でたのだ。
こんな内容だったのだが、
この部分を読んで切なくなった。
切ないというより胸がしめつけられる感じだった。
それは嫌なものではなかったけど、
涙はそう簡単には止まらなかった。
なんだか心が洗われた気がする^^
もう今は176ページのところだけど、
久々に本を読んで泣いた。
前がいつだったかは思い出せないけど。
図書館っていいよね^^
こうやって色々な本を発掘できるから。
10冊借りてきてもすぐ読み終わっちゃう。
ヒマは無いんだけどね^^;
よく母には怒られる。
本を読み始めると
他に何もしなくなるから…。
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