いろいろな一日。

2003年11月12日
毎週のように今日は言語学。西洋史もあった。
言語学は毎週のように興味深い話ばかり。

今日のお話。
最近、ニュースを見てて思うのはカタカナの言葉が多い。
そして訳されずに使われている。
マニフェストとかね!
訳すと意味が損なわれたりするからなんだけど、
日本にそういう外来語や概念が入ってくるのと同じように、
日本語も海外へと流出していってるんだそう。
「寿司」はもちろんそう。

驚いたのは…「過労死」
これも英語圏で使われてるとか。
「Karoushi」
響きがいいと言われ、店の名前になっているとか。
でもイメージはプラスで使われているらしい。
「死ぬまで尽くします」っていう感じで。

不思議だなーって思った。
自分の国にそういう言葉が入ってくるのに
逆を考えたことがなかった。

単位の間に合わせでとった西洋史。
イギリスの革命とフランスの革命について。
高校で世界史勉強したけど、
年号を覚えられなくて大嫌いだった。
でも、詳しく焦点をしぼってみると面白い。
「ああ、だからこんな事件が起こったんだ!」って。

この授業を受けてて驚いたのは、
フランス国歌が血なまぐさい内容だったこと。
フランス革命当時にパリへと駆けつけた義勇兵が歌った歌。
「ラ・マルセイエーズ」
内容は…確か
『息子や家族の首をかっ切りに来るやつらがやってくる
市民よ、武器を取り立ち上がれ
進め、進め、
やつらの血をこの畑に流してやるのだ』
みたいな感じだったと思う。
どんな気持ちでフランスの人々は国歌を歌っているんだろう?
現代の人々、革命当時生きていなかった人々。
どんな気持ちで歌っているの?
それがとても知りたい。

帰りにふらふらと本屋へ。
新刊や最近話題の本のスペースへ。
私は「すごくよかったよ!」と言われたものに
期待しすぎてそれを見たり読んだりしたときに
がっかりすることが多い。
『世界の中心で愛を叫ぶ』がそれ。
ひねくれてるのかもしれない。
いや、それ以前にあらすじ知ってたからかも^^;

それとは逆のもある。『本格小説』がそう。
のめり込んで読んだのは久しぶりだった。
もう一度読んでみたいかも・・・ね。

積まれている本の中に「Gackt」の自伝があった。
『自白』というその本は、私にとって彼のイメージを覆すものだった。
私は彼に対して何の感情も持ち合わせてないし、
つかみどころのない人という感じがしてた。

でもね、
立ち読みしてたんだけどねー。
読んでて切なくなった。
「この人は幸せになることなく一生を終えるんじゃないか」って。
テレビのイメージとはかけ離れた人がそこにいた。
ファンとかじゃないけど、
彼に再び結婚したいと思える人が現れるといいなと思う。
この本を読んで正直に言って、
彼を見る目が変わった。
この人は色々と深く考えてるなって。
読んだ人じゃないとこの気持ちはわからないと思うけど、
(同じ気持ちにはならないかもしれないけど)
読んでよかったと思うな。
読み返したくはないけど、そう思う。
不思議な感覚。

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