帰ってきた・・・。

田舎に一週間行っていた祖父母が帰ってきた♪
福島はこっちよりも寒かったらしい。
そして祖父母とともにベル(犬)が
ぐったりして帰ってきた。
犬には車はつらいのね・・・。

祖父にとっては、
田舎に帰ったことはいいリハビリになったらしい。
近所の人々が、
いろいろなものを持ってきてくれて
食べるものには困らなかったという。
イカだったり、梨だったり☆
(梨もらっちゃった☆)

祖父は無口な人で、働き者だった。
体を壊してからは体がきかなくなった。
それもこれも私たち孫や子供たちのために
一生懸命働いた結果なので、
なんともやりきれない気持ちになる。
祖母は、この世には本当に悪い人はいない、
と思っているような人で、
隣の意地悪ばあさんにも常に優しい。
私が隣人なら、ギャフンと言わせる何かをしているだろう。

その祖母から聞いたちょっといい話☆
海辺をベルと散歩していた時、
祖母は中学生7人組に出会ったらしい。
そしてベルのことをカワイイと言われて
嬉しかったらしく、
カメラを持っていたので
「記念に写真とってあげましょうか。」
というようなことを言ったらしい。

女の子2人男の子5人は、
学校が早く終わり海を見に来たのだという。
ある子は
「写真うつりが悪いからいい。」
と言っていたらしいが、
ある子が
「せっかく撮ってくれるっていうんだから、
　撮ってもらおうよ！」
と説得し、写真を撮ったという。

祖父が、自分たち(祖父母)がいなくなってからも
気軽に遊びに行けるようにと建ててくれた家は、
私たちが夏休みや冬休みじゃないと行けないので、
これからしばらくその家は空けることになる。
だから、祖母は写真がよく撮れてたら送るから、
誰か一人の住所を教えて欲しいと言ったという。
そして1人の女の子の住所を聞いて帰って来た。

中学生らしい字でハイジのメモに書かれた住所。

写真は忘れた頃に届くかもしれない。
でも、ふとしたことで出会ったこの中学生とのことは、
祖母は絶対忘れないだろうと思う。

人と人とはどこでどのように出会うかわからない。

ふとしたタイミングのズレで、
出会いは無くなるかもしれない。

だからこそ、出会いは大事にしなくてはならないなって思った。